日本では本州北部から四国、九州、さらには朝鮮半島やロシアに分布しています。
現在日本に輸入されているもののほとんどがロシア産です。
材質も軽く加工性が高く、松特有の油を持つため水湿に強く耐久性に富んでいます。
北海道、中国、シベリアなどに広く分布しています。赤タモはニレ科ニレ属の落葉広葉樹ですがニレの名より、赤タモと呼ばれることが多く、幅広く使われています。
北海道、中国北部、ロシアの比較的湿地帯に分布していますが、近年はロシア産のものが多くなっています。木理通直で強度も高く、肌目は荒い。根際材などに美しい杢が出ます。
バットの用材としても使われるなど、重硬かつ、弾力性に富んでいます。
北海道、中国北部、ロシアに分布しています。
タモ同様に近年はロシア産のものが多くなっています。ナラはフリー板の中でも高価な部類に入りますが、日本だけでなく世界の国々でカウンターなどに使われています。
ミャンマー、タイ、インドネシア、マレーシアと東南アジアの島々、さらにはニューギニアの低湿地、泥炭湿地、河岸、丘陵に生育しています。小割りがきき、塗装性が良い材として評価が高く、家具材、建築造作材、箱材、彫刻、ドアなど多様に使用されています。
ラバーウッドと呼ばれ、東南アジアで多く植林されています。
天然ゴム採取後に集成フリー板に加工するためエコロジーな木材として近年見直されています。
重硬で仕上がりも良いことから家具や建築内装など幅広い用途で使われています。
原産は北米ですが、今ではニュージーランド、南アフリカ、チリなどで広く植林されています。
建築用のほかパレット材としても多く使われています。
カナダ南東部、米国アラスカ州南東部からカリフォルニア州西部の太平洋沿岸に分布。
白色~淡い黄白色で、肌目は緻密。加工性に優れています。
ヘムロック、ベイツガ、ベイトガと日本の地域により様々な呼び名がある木です。
米国アラスカ州南部~カリフォルニア州北部の太平洋沿岸に広く分布。
全体に白色~淡い黄褐色。木理は通直、肌目も緻密で、仕上げ面には絹目の美しい光沢が現れます。
北米産のものと、ヨーロッパ産のものがあり、広い地域で同種の木が見られます。
色が白く光沢があり、仕上がりは滑らかで加工性に優れています。
あたたかみのある木肌感を持ち、和の空間づくりに多く利用されます。
日本全国に分布する杉を日本から海外工場に輸送して生産しています。
杉の赤身で揃えることにより、日本杉の良さを存分に出すように心がけています。
日本特産種。特有の芳香を持ち、耐湿・耐水性はもちろん、すべての面で優れています。
保存性が高く寺社建築、高級建築材に用いられています。