天然木から伐り出されている、無垢材。その魅力は自然の木ならではのやさしい風合いや、表面を板張りしただけでは出せない重厚感にあります。目で見て癒され、肌で触れて温もりを感じる。木の持ち味を存分に発揮して、無垢材は穏やかな空間を生み出します。
伐り出されたあとも、無垢材はまるで生きているかのよう。調湿作用がある無垢材は、湿度が高ければ水分を吸収し、空気が乾燥すれば水分を発散します。また断熱性にも優れ、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい、人にやさしい木材です。
形が丸みを帯びたり、色に深みが増したり。時が経つにつれて味わいが変化してゆくのが、無垢材の醍醐味の一つ。永く付き合うほどに、愛着がわいてゆきます。ひと言に無垢材といっても、松や杉、桧や桜など、その種類は多種多彩。それぞれに香りや触り心地、風合いなどが違うため、用途や目的によって選ぶ楽しさがあります。
ヨーロッパや北米では、古くからログハウスの木材として重宝されてきました。空気の層を多く含んでいるため夏涼しく、冬暖かい。柔らかな質感となめらかな肌触りが、住む人やペットを癒しの空間へと誘います。
レッドパイン15A